SubstackがTikTok風縦型動画フィードを導入
2025年、テキスト中心のニュースレター配信プラットフォームとして知られるSubstackが、アプリにTikTok風の縦型動画フィードを導入しました。このアップデートは、単なるデザイン変更ではなく、同社のビジョンを明確に示すものです。Substackは、InstagramやYouTube、そしてTikTokがシェアしている短尺動画市場に本格参入しようとしています。
アプリのメディアタブをTikTok風に再設計
今回の変更は「メディアタブ」の再設計という形で実施され、縦スクロールで次々と動画を視聴できるようになりました。以下のようなコンテンツがフィードに表示されます。
- 購読中のクリエイターの動画
- アルゴリズムで推薦された新規コンテンツ
- Substack Notes(Twitter風マイクロブログ)上の動画
- 長編動画からのハイライトクリップ
- ポッドキャストのプレビュー(今後実装予定)
これにより、読者は新たなクリエイターを発見しやすくなり、プラットフォーム全体の活性化が期待されています。
クリエイターにとってのSubstackの進化
Substackは、もはやニュースレターだけのプラットフォームではありません。2022年には動画のネイティブサポートを開始し、2023年には機能を拡張。そして2024年にはライブ動画配信機能も追加され、動画コンテンツに対する積極的な姿勢を見せてきました。
実際、Substackのトップ収益クリエイターの82%がマルチメディアコンテンツを活用しており、これは2024年4月時点の50%超から大きく成長しています。
レビュー:縦型動画フィードの使い心地は?
今回のアップデート後、実際にSubstackアプリを使用してみたユーザーからは、以下のようなレビューが寄せられています。
- 操作性が良い:縦スクロールで次々と動画を視聴でき、TikTokに慣れているユーザーには直感的な操作が可能です。
- おすすめ精度が高い:アルゴリズムによるレコメンドが的確で、新しい興味を引くクリエイターを発見しやすいとの声が多くあります。
- 短尺動画の質も高い:既存のテキストコンテンツと補完し合う形で、動画コンテンツが提供されており、深みのあるジャーナリズムが維持されています。
一方で、動画が増えることによるアプリの動作の重さや、バッテリー消費の増加を懸念する声も一部あります。今後の最適化に期待がかかります。
Substackが目指す未来とは
Substackは、TikTokが米国市場で不透明な立場にある今、縦型動画市場の一角を狙っています。トランプ前大統領によるTikTok禁止措置の執行猶予が2025年4月に終了する見込みであり、そのタイミングを見計らってのアップデートとも言われています。
Substackは、今後ますます多様なコンテンツ形式を取り入れることで、「文章と動画が融合したオールインワンのクリエイタープラットフォーム」として進化し続けるでしょう。
まとめ:Substackは新たな時代へ
今回の縦型動画フィード導入は、Substackの方向性を強く示す一歩です。ニュースレターから始まり、今や動画・音声・ライブ配信までサポートするこのプラットフォームは、2025年以降のクリエイター活動の中心的な存在になる可能性を秘めています。
クリエイターにとっても読者にとっても、Substackは次なる表現と発見の場になるでしょう。


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