xMEMS、スマートウォッチ向け世界最薄1mmスピーカー「Sycamore-W」発表

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ウェアラブル向け極薄MEMSスピーカー登場

音響部品メーカーのxMEMS Labs(エックスメムス・ラボ)は、スマートウォッチなどの手首装着型ウェアラブルデバイス向けに設計された、世界で最も薄いとされるスピーカー「Sycamore-W」を発表しました。このスピーカーは、携帯電話のマイクなどにも利用されているMEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems:微小電気機械システム)技術を基盤として開発されています。

技術的特徴とメリット:薄さ1mm、小型化で設計自由度向上

「Sycamore-W」の最大の特徴はその薄さで、わずか1mm、重量も150mgしかありません。これは、一般的なスマートウォッチ用スピーカーと比較して約70%も小型化されていることを意味します。

この極薄・小型設計により、ウェアラブルデバイスの設計者は、より大きなバッテリーを搭載したり、追加の生体認証センサーを組み込んだりするためのスペースを確保できるようになります。また、「Sycamore-W」は防水・防塵・耐衝撃性も備えており、耐久性の面でも次世代ウェアラブルの要求に応える堅牢な性能とコンパクトなデザインを両立していると、xMEMSは強調しています。

手首装着型への最適化

xMEMSには既に「Sycamore」というMEMSスピーカーのラインナップが存在し、これもスマートウォッチに搭載可能でしたが、今回発表された「Sycamore-W」は、特に手首装着型ウェアラブルデバイスの特有の音響要件や実装スペースに合わせて最適化されたモデルとなります。

量産計画と今後の展望

「Sycamore-W」の量産開始は、2026年の第2四半期を予定しています。 なお、既存の「Sycamore」スピーカーは、スマートグラスやオープンフィット型のイヤホン、ノートPCなどの用途に向けて引き続き生産され、xMEMSは今後も特定の用途に特化したモデルをさらに発表していく計画であるとしています。この技術は、小型デバイスにおける音響体験の向上に大きく貢献することが期待されます。

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