Epic GamesとApple間の長年にわたる訴訟劇が再び話題となっています。米国での裁判にEpicが勝訴し、『Fortnite』がiOSに復帰するかと思われた矢先、Appleがアプリの配信を再びブロック。結果として、全世界のiOSユーザーが『Fortnite』をプレイできない状態となっています。
背景:Apple対Epicの泥沼バトル
この問題は、2020年にEpicが独自の決済システムをアプリに実装したことから始まりました。これはAppleのApp Storeポリシーに違反するとして、Appleは『Fortnite』をストアから削除。以降、両者の争いは長期化し、複数回にわたって訴訟が行われました。
最新の裁判では、Appleに対し外部決済への誘導を認めるよう命じる判決が下され、EpicはApp Storeへの再申請を行いました。
それでもブロックされた理由とは?
Epicは、Appleの規定に準拠し、Appleの決済とEpic独自の決済システムを併設した形でアプリを再提出。しかし、Appleはこれを米国およびEUにおいてブロック。
EpicのCEOであるティム・スウィーニー氏はX(旧Twitter)上で以下のように非難しました。
「App Reviewは競争や言論の自由を妨げるための道具にすべきではない。」
Apple側からは、2025年5月時点で公式なコメントは発表されていません。
EUでは一時的に配信されていたが…
2024年8月、EU圏ではデジタル市場法(DMA)の影響でEpic Games Store経由で『Fortnite』が配信可能になっていました。しかし、今回のブロックにより、EUでのiOS配信も停止。AppleはEpicのサードパーティストアを含め、アプリ提供を拒否しています。
今後の展開:最終決着はまだ先?
- Appleは控訴中で、App Storeの運用変更に対し一時停止を求めています。
- Epic側は法的には優位ですが、Appleが再度の配信を受け入れる義務があるかは不透明。
最終的な裁判結果が出るまでは、iOS上での『Fortnite』復活は難しい状況が続きそうです。
まとめ
『Fortnite』ファンにとっては再びの痛手となる今回のブロック。AppleとEpicの争いは、モバイルゲームのエコシステム全体に影響を与える重要な争点です。今後の訴訟の行方と、『Fortnite』の再配信の可否に注目が集まります。


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