ニコンZ5 IIとは?
ニコンZ5 IIは、フルサイズミラーレスカメラ市場で話題を呼んでいる最新モデルです。価格は本体のみで1,699ドル(約25万円)と、内部RAW動画記録が可能なカメラとしては最も手頃な価格を実現しています。動画性能に弱いと言われていたニコンですが、近年REDを買収するなどして映像分野への本格進出を図っており、その成果が現れたモデルと言えるでしょう。
動画性能の大幅進化
- 12ビットN-RAW形式での内部記録に対応(N-logにも対応)
- 10ビットH.265、8ビットH.264フォーマットも使用可能
- 4K 30fps、クロップありの4K 60fpsに対応
- 高速CFexpressスロットが非搭載のため、SDXC UHS-IIカードでの記録が必要
高圧縮されたN-RAW動画の記録は、他社の同価格帯モデルでは実現されていない機能であり、映像作品を手軽に制作したいクリエイターにとって大きな魅力です。
オートフォーカスとAI技術の強化
新しい画像処理エンジンを搭載し、Z9やZ8の技術を取り入れたAI強化オートフォーカスを実現。以下のような性能向上が見られます。
- 瞳・顔・体の認識力が向上
- -10EVの低照度でもAFが作動(従来は-3EV)
- 動物認識や自転車、人など最大9種類の被写体認識が可能
- オートエリアAF動作時の自動検出と追尾
高感度性能と手ブレ補正の改良
ISO感度は標準で100〜64000、拡張で50〜204800まで対応し、ノイズが抑えられたクリアな画質が期待できます。手ブレ補正も前モデルの5段分から最大7.5段分に強化され、電子補正を併用することで手持ち動画も安定感が増しました。
操作性とビルド品質の向上
- EVF解像度は3.69メガドット、輝度は3000ニットに改善
- 1.7メガドットのバリアングル液晶で様々なアングルに対応
- より深いグリップでホールド感アップ
- ワンタッチのピクチャーコントロールボタン搭載
- デュアルSD UHS-IIカードスロット
- 3.5mmマイク・ヘッドホン端子、クラウド連携機能搭載
- Z6 III並みの防塵防滴性能
価格と競合モデルとの比較
Z5 IIはZ5から300ドル(約4.5万円)高くなったものの、それでも同価格帯のAPS-Cカメラを凌駕するスペックを持ち、ソニーやキヤノンのライバル機にはない魅力を備えています。24-50mm F4-6.3のキットレンズ付きで1,999ドル(約29万円)という手頃な価格も魅力です。
まとめ
ニコンZ5 IIは、動画制作に本格的にチャレンジしたいクリエイターに最適なエントリーフルサイズカメラです。内部RAW記録、AI強化AF、優れた手ブレ補正といった機能がこの価格で手に入るのは非常に魅力的で、動画・スチル両方に対応したハイブリッドモデルとして注目を集めています。


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